玉手箱とは?出題形式・例題・解き方のコツを徹底解説

玉手箱は、日本SHL社が提供する自宅受験型Webテストで、金融・コンサル業界を中心に採用シェアの大きい定番テストです。SPIとの最大の違いは、圧倒的なスピード勝負であること。この記事では、出題形式・例題・解き方のコツを一気に解説します。
玉手箱の基本
- 同じ形式の問題だけが連続で出る — 例えば計数で「四則逆算」が出たら、そのセクションは最後まで四則逆算だけです
- 1問あたりの時間が極端に短い — 形式によっては1問10秒台で解き続ける必要があります
- 電卓の使用が前提 — 手計算では間に合いません
- 企業によって出題の組み合わせが違う — どの形式が出るかは企業ごとに異なります
どのテストか見分ける方法はWebテストの種類一覧を参照してください。SPIとどちらの対策を優先すべきか迷っている場合はSPIと玉手箱の違いにまとめています。
出題形式の一覧
制限時間・問題数は代表的な構成です(企業により異なります)。
計数
| 形式 | 制限時間・問題数の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 四則逆算 | 9分・50問 | □に入る数値を逆算する計算問題 |
| 図表の読み取り | 15分・29問 | グラフや表から数値を読み取り計算 |
| 表の空欄の推測 | 20分・20問 | 表の法則性から空欄の値を推測 |
言語
| 形式 | 制限時間・問題数の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 論理的読解(GAB形式) | 15分・32問 | 長文に対し設問が論理的に正しいか判定 |
| 趣旨判定(IMAGES形式) | 10分・32問 | 筆者の趣旨に合致するか判定 |
| 趣旨把握 | 12分・10問 | 長文の趣旨に最も近い選択肢を選ぶ |
英語
長文読解・論理的読解の2形式。言語のGAB形式の英語版と考えれば大きくは外れません。
例題で形式をつかむ
四則逆算の例
25 × □ = 300
□ = 300 ÷ 25 = 12。この程度の計算を、電卓を使いながら10秒前後のペースで50問解き続けます。逆算の式を瞬時に立てることと、電卓を見ずに打てることがスピードの源泉です。
論理的読解(GAB形式)の例
長文を読んだうえで、設問文について次の3択で答えます。
- A: 本文から論理的に考えて正しい
- B: 本文から論理的に考えて間違っている
- C: 本文からは判断できない
ポイントは「常識で判断せず、本文に書いてあることだけを根拠にする」こと。本文に記述がなければ、常識的に正しそうでもCが正解です。
解き方のコツ
1. 時間配分がすべて
1問あたりの持ち時間(例: 四則逆算なら約11秒)を意識し、迷ったら勘で答えて先へ進むこと。玉手箱は誤謬率(間違いの割合)よりも回答数が重視されるとされており、空欄で残すより埋めきるほうが有利です。
2. 形式ごとの「型」を作る
- 四則逆算 → 逆算パターン(÷に直す、移項する)を体で覚える
- 図表の読み取り → 設問を先に読み、必要な数値だけを図表から探す
- 空欄の推測 → 行・列の比率や増減パターンから法則を探す
3. 電卓に慣れる
本番と同じ電卓で練習してください。メモリ機能(M+、MR)が使えると計算の往復が減ります。
4. 受験環境を整える
自宅受験ならではの注意点(通信・締切・画面の仕様)は自宅受験当日の流れにまとめています。
まとめ
玉手箱は「知っているか」「慣れているか」で結果が決まるテストです。形式を把握し、時間感覚を体に入れ、電卓操作を磨く — この3点に尽きます。
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